【夫目線】福岡・井槌病院での無痛分娩立ち会い体験ブログ記

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出産体験のクオリティの高さで、福岡市で名を轟かせている人気の産婦人科・井槌病院(いづちびょういん)。

無痛分娩が選べる数少ない産院としても有名で、我が家でも1人目・2人目ともにこの井槌病院にお世話になりました。

井槌病院の部屋


1人目のときはコロナで立ち会いができなかったんですが、先日の2人目の出産時には立ち会いが解禁。

はじめての出産立ち会いは、あっという間でしたが貴重な体験でした。


この記事では、福岡一と言っても過言ではない産院・井槌病院での無痛分娩に立ち会った記録を夫目線で紹介します。

無痛分娩は妊娠初期に予約が必要。費用はプラス10万円

無痛分娩とは、麻酔を使って出産時の激しい陣痛を抑える出産方法。

欧米では一般的とされていますが、日本ではやっと認知度が高まってきた段階。

対応している産院も限られており、福岡市内だと11か所(2024年10月現在)。井槌病院もそのひとつ。


病院によって異なりますが、井槌病院の場合は妊娠のかなり初期の段階で無痛にするか、しないかの選択を迫られます。
無痛にするのであれば、その場で予約する必要あり。

おそらく麻酔科医や麻酔薬の手配があること、また人気の産院であるため対応できる数が限られるのだと思われます。


井槌の無痛分娩の料金は、プラス10万円(2024年10月現在)。

井槌病院の無痛分娩料金

それなりの金額ではありますが、これで出産時の激烈な痛みを和らげられ、出産自体にも前向きになれると考えれば安いものでしょう。


ちなみに、無痛分娩にはざっくり以下の2種類があります。

  • 【計画無痛分娩】あらかじめ出産日を決め、その日に麻酔をしつつ陣痛促進剤などを使って分娩を行う
  • 【自然無痛分娩】一定以上の陣痛が来たら麻酔を注入し、分娩を行う。出産日は事前にはわからない

場合にもよるかもしれませんが、井槌病院は基本的に後者の「自然無痛分娩」です。

出産当日の立ち会い体験記【夫目線】

ここからは、夫(であり父親)である私の目線から、井槌病院での無痛分娩による出産当日の体験を書き記していきます。

出産前日の午後
陣痛らしき痛みで井槌病院へ

出産前日(予定日の1日後)、妻が陣痛らしき痛みを感じはじめる。

痛みの頻度がかなり高くなってきたので、これは陣痛かもしれないということで夫婦で病院へ。

※妻の母が実家から手伝いに来てくれていたため、上の子はそのまま留守番

2人目の出産に立ち会うとき、1人目の子どもをどこに預けるのか(連れて行くのか)問題 2人目の出産に立ち会うとき、1人目の子どもをどこに預けるのか(連れて行くのか)問題

念のためそのまま入院

夫である私は立ち会いと入院後の面会以外では院内に入れないため、診察のあいだは外で待機。
(近くのマクドナルドで時間をつぶす)

妻は「帰宅でも入院でもどちらでもいい」と言われたとのことで、念のため入院を選択。


マクドナルドから病院に戻った私。病院に入る前に抗原検査を受け(鼻の奥に棒を突っ込まれるので結構痛い)、入院している部屋へ。

井槌病院のカフェテリア

井槌病院のカフェテリア

どうやら陣痛ではなかったらしく、この時点では痛みは収まっている状態。

少し話して私はいったん帰宅。

前日夜21:00ごろ
陣痛がはじまる

夜の21:00ごろ、10分以内の陣痛が来ているとの連絡。

まだ出産まで時間がありそうなので、私は自宅で待機。子宮口の開きは3〜4cm程度。

(この時点では「生まれるのは明日の午前か、それとも午後くらいかな?」と夫婦ともに思っていた)

出産当日0時ごろ
夫、病院へ呼ばれる

いつ呼び出しが来てもいいようにスマートフォンの設定を確認し、寝ようかな……と思っていたところ電話が鳴る。

「もう病院に来てもいい(=出産が迫っている)」とのことで、急展開にあわてながらタクシーで病院へ。


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しばらく部屋で待機→分娩室へ

井槌病院に到着し、夜間通用口から部屋へ。妻は分娩室に入ったため不在。

そのまま、お産がある程度進行するまで部屋で待機することに。

井槌病院の部屋

スマートフォンを持ち込んでいた妻とはLINEでやりとりできるので、ある程度の状況は把握可能。
(無痛ではない場合は、陣痛でそれどころではないはずですが。。。)


そのまま2時間ほどたったころ、看護師さんに「もうすぐ生まれますので、分娩室へ」と呼ばれる。

渡されたガウンを着て、分娩室前でしばらく待っていると「中へどうぞ」との声。

当日4時ごろ
無事出産

分娩室には、分娩台に乗った妻と医師(井槌先生)、看護師が2〜3名ほど。

麻酔のおかげで痛みで辛そうな感じではなく、力を入れていきんでいる様子。


立ち会いというと「手を握って励ます」「背中をさする」といったイメージがあったが、妻の手は分娩台のグリップを握っており背中さすりも必要なさそう。

撮影OKとのことだったがパッと見では三脚なども見当たらなかったので、スマートフォン手持ちで動画撮影開始。


ほどなくして赤ちゃんの泣き声が聞こえ、無事に出産。
(後で聞いたところによると、私が分娩室に呼ばれた時点で「あと数回いきめば生まれる」くらいの状態だったらしい)

誕生の瞬間の動画や写真を撮り、看護師さんに記念撮影をしてもらってから、出産後の処置のため私は退室。


入室から退室までわずか5分程度、あっという間でした。

当日5:30ごろ
妻と子が部屋に戻る

出産後の処置を終え、妻と子どもが病院の部屋に戻ってきたのは出産から1時間半くらいあと。待ち時間は子どもの名前を考えて過ごしていました。

※子宮に血マメのようなものができていたらしく、処置に通常よりも時間がかかったとのこと


妻と生まれたばかりの赤ちゃんと写真を撮り、いったん赤ちゃんはナースステーションへ。

生まれたばかりの我が子

夫(父親)である私は、面会時間外なこともありここで退室となります。

立ち会い前の準備、やっておくべきこと

出産の立ち会いというと、妻を励ましたり背中をさすったり手を握ったりしてそれなりに長い時間見守るものだ……と思っていたんですが、少なくとも井槌病院の無痛分娩の場合だと本当にあっという間

三脚があるとの噂があったのでそこにスマホをセットして撮影しつつ……とか考えていたんですが、そんなヒマは全くありませんでした。

無痛でない場合の出産と比べると、おそらくかなり異なる体験になっていると思います。(想像ですが)


夫のやること(できること)といえば、

  • 誕生の瞬間を撮影する
  • 妻と会話する(様子によっては励ます)

くらいじゃないかと思います。


なので、準備するものは撮影用のカメラなりスマートフォンくらいで十分でしょう。


立ち会いとは直接関係ありませんが、部屋での待ち時間がそれなりに長いので、パソコンなりタブレットなり本なり時間を過ごせるものを持っていくとベター。

【井槌病院】夫目線の無痛分娩立ち会いレポート まとめ

インターネットをさがしてみた限り、井槌病院での出産体験談はそれなりに見つかるものの、「夫目線」の「無痛分娩での」出産立ち会い体験談は見当たらなかったので自らアップしてみました。

これから井槌病院で出産をされるご家族の参考になればうれしいです!

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