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特に乾燥する冬の季節、怖いのが風邪やインフルエンザ、コロナなどのウイルス感染症。
ウイルスは乾燥した場所を好むため、湿度が低すぎるとそれだけ感染症にかかる危険性は高まる。
逆にある程度加湿された部屋だと、ウイルスが水分を含んで重くなるため舞い散りにくくなり、感染する確率が下がるとされています。
まだまだ免疫が十分でない赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭では、特に気をつけたい部屋の湿度。
我が家では温度・湿度が測れる温湿度計を使って湿度を保つようにしています。
温湿度計で、部屋の温湿度をチェック&調整する
赤ちゃんも含めた人間が快適に過ごせる湿度は、50〜60%ほど。
これより低いとウイルスが活動しやすくなり、高すぎるとカビやダニなどの発生の原因となることがあります。
人が快適に過ごせる湿度はある程度決まっており、40~60%が目安です。ただし、赤ちゃんは免疫力が弱く、肌が敏感で乾燥しやすいため、50〜60%が適正な湿度と言われています。
部屋の適正な湿度は?快適な湿度調整や湿気・結露・乾燥対策を解説 | くらひろ
部屋に温湿度計を設置したら、湿度がこの50〜60%の範囲におさまるように加湿や換気をするのが基本。
おすすめの温湿度計を3つ紹介
部屋の温度・湿度を測定するために、私がおすすめする温湿度計は3つ。
いずれも屋外の温度・湿度を同時に測れる機種です。
室内だけでなく外のリアルタイムな温度・湿度を知ることで、たとえば以下のようなメリットがあります。
私も使ってますが本当に便利。
- 室内の温度・湿度を測って快適な環境を保つ
- 外出時の服装を間違えずに済む
- 雨が降っているかどうかわかる(湿度が高いとだいたい雨)
- 換気したらどのくらい温度・湿度が下がりそうかわかる
安さで選ぶなら「ThermoPro TP-60S」
室内・屋外の2ヶ所を測れる温湿度計の中で、私の知る限りもっとも安いのがThermoPro(サーモプロ) TP-60S。
他機種は5,000円を超えるんですが、このThermoProは親機と子機のセットで3,199円とダントツの安さ。
だからといって機能が見劣りするかというと、そんなこともありません。コスパ良好。
子機は、フックにひっかけたりヒモを通して吊るしたり、両面テープで貼るなどして屋外に設置しましょう。
(他の温湿度計もだいたい同じ)
親機では、以下の写真のように上が子機の温湿度、下が親機の温湿度を表します。
夏のときの写真なので、外は暑いものの室内は26.0℃に保たれているのがわかるはず。
とりあえず温湿度計を安く試してみたいなら、このThermoPro TP-60Sがおすすめ。
ThermoProサーモプロ 湿度計 温湿度計ワイヤレス 室外 室内温度計 最高最低温湿度値表示 高精度 LCD大液晶画面 置き掛け両用タイプ マグネット付 TP-60S
アプリ連携で選ぶなら「SwitchBot 温湿度計Pro」
ネットにつながりアプリで設定・確認できる異色の温湿度計が、SwitchBot 温湿度計Pro。
温度・湿度を測定するだけでなく、アプリでデータをチェックしたり、温度・湿度に応じて他の家電を動かしたり……とスマートホーム的な使い方ができるのが大きな特徴。
SwitchBot 温湿度計Proは、子機とセットにはなっていません。
温度・湿度が測れる他のSwitchBotデバイスと連携できるので、子機代わりにもう1台のSwitchBotデバイスが必要。
子機代わりとして温湿度計Proと連携するのにおすすめは、雨が降っても大丈夫なSwitchBot 防水温湿度計。
この防水温湿度計を庭やベランダなどに設置しておけば、温湿度計Proで屋内と外の温度・湿度をチェックできます。
SwitchBot 温湿度計Proの大きな特徴は、やはりアプリ連携ができること。
アプリで温度・湿度のチェックはもちろん、温湿度の推移データをグラフでチェックしたり、温度や湿度が上がって(下がって)きたら他の家電を動かしたり(※要SwitchBotハブ)、SwitchBot加湿器と連携して一定の湿度を保ったりと使い方の幅が段違いに広い。
iPhoneやAndroidのホーム画面に温度や湿度がわかるウィジェットを設置することもできます。
アプリでの操作や設定、他の家電を温度・湿度によって動かす……といったことをやってみたいなら、SwitchBot 温湿度計ProとSwitchBot 防水温湿度計のペアがおすすめ。
見やすさで選ぶなら「シチズン THM527」
他の温湿度計よりも親機の温度・湿度表示がひとまわり大きく、遠くからでも見やすいのがシチズン THM527。
今回紹介している3機種を並べた以下の写真でも、そのサイズ感の違いがわかるはず。
シチズンといえば時計のイメージが強いですが、この温湿度計を作っているのはそのグループ会社のシチズンシステムズ。日本の会社です。
子機は昔のピッチのような形をしており、外に吊るすなどして設置すれば準備OK。
リビングの真ん中など見やすいところにおいて、「今日は寒いかな?」「室内の温度・湿度は大丈夫かな?」とこまめに確認するのにめちゃくちゃ重宝しています。
屋内の湿度を上げる2つの方法
室内の湿度が低いとき、どうやって湿度を上げるべきか?
我が家で実践している方法を2つ紹介します。
洗濯物や濡れタオルの室内干し+サーキュレーター
1つ目は、洗濯物を部屋干ししたり、濡れタオルをぶら下げておくというとても原始的というかシンプルな方法。
エアコンの温風が当たる場所に置いたり、サーキュレーター等で風を当てるとさらに効果がグッとアップします。
我が家で使っているのは、風力が強い「ボルネード 660-JP」と、コードレスで使えてアプリ連携もできる「SwitchBot サーキュレーター」。
ボルネード サーキュレーター 35畳 静音 パワフル送風 省エネ 4段階風量 3年保証 プロペラ丸洗い 植物向き ブラック 660-JP
この方法は単純ではあるものの、加湿効果は抜群。湿度がグングン上がるのがわかるはず。
一方で、「干してある洗濯物やタオルが邪魔になる」「乾いてしまうと効果がなくなる」「水垂れに注意」などの注意点やデメリットも。
- 加湿効果が非常に高い
- 加湿器を使う方法と比べてお手入れの手間が省ける
- 干すスペースが必要なので、場合によっては邪魔になることも
- 洗濯物は一度乾いてしまうと加湿効果がなくなる
- 濡れタオルを使う場合は、きちんと絞らないと水がポタポタと垂れてくる
- 加湿力を上げるにはサーキュレーターや扇風機がほしい
加湿器を使う。おすすめは「SwitchBot気化式加湿器」
もうひとつの方法は、こちらも当たり前ではありますが加湿器を使うこと。
ある程度の定期的なメンテナンス(お手入れ)は必要ですが、部屋をしっかり加湿できますし見た目もいい。
加湿器にもいろいろありますが、私のおすすめはSwitchBot 気化式加湿器です。
象印などのスチーム式も人気ですが、消費電力が半端ない(=電気代が高い)のと、熱くなるので小さい子どもがいる家庭にとっては危険なのがネック。
気化式なら熱くなることはないですし、SwitchBot 気化式加湿器は加湿力もスチーム式に劣らないパワフルさ。
加えて、アプリでオン・オフや設定切り替えしたり、スケジュールで動かしたりできるのも便利です。
赤ちゃんや小さい子どものいる家庭なら、乾燥する冬用に加湿器をひとつは用意しておきたいところ。
- タンクの水量さえ気をつけておけば、ボタン1つで部屋をしっかり加湿してくれる
- SwitchBot 気化式加湿器なら、アプリで操作したりスケジュール設定なども可能
- 狙った湿度への調整もかんたん
- 定期的なお手入れが必要
- 加湿器を動かす電力が必要(特にスチーム式は電気代が高め)
- 加湿器を買うお金がいる
湿度を保って、ウイルスによる病気を予防しよう
どの温湿度計で測るにしろ、どんな方法で加湿するにしろ、『赤ちゃんや子どものいる家庭で、部屋を一定の湿度に保つことが大切』なのは100%間違いない。
肌の乾燥やウイルスから子どもを(もちろん親のわたしたちも)守るために、できることはやっておきたいですね。