「エンジェルサウンズ」4種類の違いや使い方を紹介。赤ちゃんの心音が自宅で聴ける!

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「エンジェルサウンズ」4種類の違いや使い方を紹介

まだまだ流産などトラブルの可能性もそれなりに高い妊娠初期
診察の間が空くと、お腹の赤ちゃんが生きているかどうか心配になるもの。

私たち夫婦もそういった心配をしていたので、購入してみたのがAngelSounds(エンジェルサウンズ)です。


エンジェルサウンズは、お腹に当てることで赤ちゃんの心音を聴ける胎児超音波心音計。
製造販売元のちゃいなびによると、妊娠12週ごろから利用できるとのこと。


このエンジェルサウンズを実際に使ってみたので、感想や注意点などを紹介します!

エンジェルサウンズのモデル4種類の違いを比較

エンジェルサウンズには、2022年1月時点で4種類の機種があります。


最も安価なのが、エンジェルサウンズ JPD-100S mini。私たちが購入したのもこの機種です。

お腹に当てて、付属のイヤホンから赤ちゃんの心音を聴くことが可能。付属のケーブルに変換ケーブル等を経由して、各種デバイスで録音することもできます。


上位機種となる、エンジェルサウンズJPD-100S

miniで付属していたイヤホンがヘッドホンになっており、イヤホンジャックが2つあるので2人で同時に心音を聴けるのが特徴。


エンジェルサウンズ JPD-100S6は、モニターとスピーカーを備えたコンパクトなモデル。

スピーカーつきなので、家族みんなでいっしょに聴ける。
液晶モニターで赤ちゃんの心拍数や10秒の平均値も確認できるので、耳で聞くだけでない二重の安心が得られます。

外部への出力や録音はできません。


エンジェルサウンズ JPD-100S4も、スピーカーと液晶モニター表示がついているモデル。

100S6との違いは、デザインおよび外部出力手段の有無。


各モデルの違いを簡単に比較した表が公式にアップされていたので、引用します。

AngelSounds各モデルの違いを簡単に比較した表

(引用元:胎児超音波心音計 エンジェルサウンズ JPD-100S 妊娠中に お腹の赤ちゃんの心音を聞ける – ちゃいなび Online Shop

エンジェルサウンズ100S miniの中身と使い方

エンジェルサウンズは、だいたい妊娠12週ごろから使えます。
ただ、個人差があるので12週を過ぎていても聞こえない場合も。その場合も落胆することなく、日を改めて使ってみてください。

ここでは、私が購入した100S miniの中身と使い方を紹介。


エンジェルサウンズ100S miniの中に入っているのは、本体と収納袋、イヤホン、miniUSBポートとイヤホンジャックを接続するコード。

エンジェルサウンズ100S miniの中に入っているもの

奥側にはダイヤルがあり、ここでON/OFFと音量調節をします。

前方にはダイヤルがあり、ここでON/OFFと音量調節を行う

手前側にはイヤホンの差し込み口、miniUSBポート。

手前側にはイヤホンの差し込み口、miniUSBポート

電池をセットしたら、ダイヤルを回して本体の電源を入れ、付属のイヤホン・ヘッドホン(手持ちのものでもOK)を差し込む。

電池をセットしたら、電源を入れてイヤホンを差し込む

円形に飛び出ているこちらの面をお腹に当てて、赤ちゃんの心音を探します。

円形に飛び出ているこちらの面をお腹に当てて、赤ちゃんの心音を探す

その前に、お腹にジェルを塗りましょう。センサーと肌の間に水分があれば問題ないので、ボディクリームや水でも代用可とのこと。


エンジェルサウンズ本体をお腹に当ててずらしながら、赤ちゃんの心音を探します。初期はお腹よりもかなり下の股間寄り、時期が経つにつれ少し上に上がってくる傾向があるようです。

エンジェルサウンズを販売している「ちゃいなび」の公式でも使い方が紹介されているので、そちらもチェックしてみるといいでしょう。

ちゃいなびに記載の使い方

参考:エンジェルサウンズで心音が聞こえない!?公式が使い方をご紹介|ちゃいなび公式ブログ – ちゃいなび Online Shop

エンジェルサウンズでどんな音が聞こえる?

エンジェルサウンズで聴こえる音は、私の感覚だと12週ごろからの聴こえ始めは「シュワンシュワン」というような音。鼓動というよりは、何かが流れているような感じに聴こえました。

テンポはかなり速く、だいたい1秒に2回かそれ以上聴こえるくらいのペース。
胎児の基礎心拍数(1分に脈打つ回数)が110〜160bpmとのことなので、だいたい1秒に2回ちょいくらいが平均ですね。

子宮収縮のない間に確認できる安定した心拍数のことを基礎心拍数といいます。

正常値は110〜160bpmとされ160bpm以上になると頻脈と判断されます。逆に110bpm以下の場合は徐脈と判断されます。
胎児の状態を把握し、安全に出産を促すためのCTGとは – パラマナビ | 『快適なヘルスケア環境の創造』をテーマに パラマウントベッドが運営するメディア

↓確かにこんな感じの音でした

↓ちゃいなび公式にも赤ちゃん心拍の音源がアップされています

エンジェルサウンズで聞こえる心音ってどんなの?参考サンプル音源あります! – ちゃいなび Online Shop


20週くらいになるとその音がもっと力強くなり、より強く脈打つような「トットットッ(ドッドッドッ)」という音になってきている気がしました。

↓だいぶお腹が大きくなっているので、こちらの動画のお母さんもおそらく20週は過ぎているはず

この頃になると胎動もあるのでエンジェルサウンズを使わなくても生存確認はできますが、心拍を聴けるのはやっぱり嬉しいし楽しいので使ってみるのもいいですね。


聴こえるペースがこれよりもかなり遅い場合には、自分の足の付根の脈拍音だったり、臍帯音(へその緒を流れる血液の音)だったりすることが多いようです。

臍帯音が聴ければ赤ちゃんは間違いなく生きているはずですが、自分の脈拍と臍帯音の区別は素人には難しい。

心音は赤ちゃんの位置によって聴こえないこともあるので、もし聴こえなくても「そういう日もあるんだ」と割り切って後日また試してみるといいでしょう。

エンジェルサウンズ使用上の注意点

エンジェルサウンズは、医療機器認証を取得しているため安全性は確保されています。胎児には基本的に影響なし。

ただし、製造元のちゃいなびによると
「超音波の特性を考慮しご利用は1日1回、1分程度にしていただき、1ヶ所に集中して照射せず位置をずらしながらのご使用を推奨しております」
とのこと。

あまり使いすぎたり押し付けすぎると母体にも負担がかかりますし、あまり長すぎない程度で使用するのがいいみたいですね。


もう1点、エンジェルサウンズを利用する上で大事なのは「赤ちゃんの心拍が聴こえなくても気にしすぎないこと」。

公式には妊娠12週ごろから心拍が聴こえるとされていますが、個人差があるのでもっと遅くなることも。
また、赤ちゃんの位置などによってはそれより後の週数であっても聴こえない場合があります。

私たちの場合も、一旦はエンジェルサウンズで確認できた赤ちゃんの心拍が、後日また使ってみると聴こえなかったことがありました。

赤ちゃんに何かあったんじゃないかとだいぶ心配しましたが、その数日後にはまた問題なく聴こえたので一安心。


エンジェルサウンズを使っても心拍が聴こえないと不安になってしまいますが、そういう日もあるんだと気にしないことがとても大事です。

お母さんが不安になってストレスを抱えてしまっては胎児にも良くないですし、本末転倒ですから。

他のいろいろな要素も含めて不安であれば、産婦人科に行って診察なり相談をするのがいいでしょう。

「エンジェルサウンズ」赤ちゃんの心音が自宅で聴けるのは素晴らしい!

お腹の中にいる赤ちゃんの心音が聴けるのは妊娠中だけ。

なかなか妊婦本人以外が産婦人科に入りづらい今のご時勢ですが、エンジェルサウンズで夫や家族も心音が聴けるのはとても良い体験ですし、何よりうれしい。


自宅で家族みんなで赤ちゃんの心音を聴きたい、診察の間が空いたときにちゃんと胎児が生きているか不安になるという方にはおすすめです!

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